低用量ピル
低用量ピルは女性の味方。
メリットがたくさんあります。
ピルは避妊薬として優れた避妊効果があるだけでなく、様々なメリットがあります。女性のライフスタイルが変化する現代では、ピルを上手に利用することで様々なメリットが得られます。
月経トラブルの緩和
・月経痛(生理痛)が軽くなります。
・生理周期が安定します(生理不順が整います)
・生理の日を自由にコントロールできます。
・生理期間が短縮します(2~4日に短縮します)
・生理の量が減少します。(貧血の治療にも効果があります)
・月経前のイライラが軽減します(PMSの改善)
確実な避妊
・99%以上の避妊効果があります。
女性特有の病気の予防
・子宮内膜症や子宮体癌、卵巣癌の予防効果があります。
ニキビの改善
・ホルモン環境が改善しニキビの改善効果があります。
緊急避妊ピル(アフターピル)
吐き気などの副作用が少ない新しい緊急避妊ピル
コンドームの破損など避妊が上手くいかなかった、避妊せずに性行為をしてしまったなど、後から避妊をしたい場合には、72時間以内であれば緊急避妊法(アフターピル)が有効です。ピルによって受精卵の子宮内膜への着床を防ぎ、排卵を遅延させるなど、強制的に体を妊娠しない状態にして、妊娠を回避します。できるだけ早期の服用が効果も高いです。
性行為から72時間以内に、レボノルゲストレル錠を1錠服用します。緊急避妊薬は妊娠を阻止しますが、100%というわけではありません。
妊娠阻止率は性交後24時間以内の服薬で95%、48時間以内で85%、72時間以内で58%といわれており、できるだけ早く服薬した方が効果は高いです。
従来のプラノバールを使用した2回服用する緊急避妊と比べ、1回1錠の服用で済むため、吐き気をはじめとした副作用が非常に少ないことが特徴です。
月経移動ピル(中用量ピル)
生理を早めたり、遅らせたりすることができます
プラノバール(中用量ピル)を服用して、生理日をコントロールします。
あらかじめ予定されている行事やイベントが生理日と重なりそうな場合に有効です。
生理を早める場合
月経の3日目からプラノバールを内服します。
2週間ほど内服しますと、3~5日後に月経が始まります。
以降は、その周期が定着するようになります。
7日~10日ほど早めることができることになります。
確実な効果を期待される場合は、以下の遅らせる方法をおすすめいたします。
生理を遅らせる場合
月経予定日の約1週間前よりプラノバールの内服を開始します。
お薬の服用を止めてから3~5日後に月経が始まります。
長期間服用しすぎると生理痛がおきる場合がありますので、医師の指導のとおりに服用してください。
1~2週間程、遅らせることができます。